正規店vs修理業者!【優良】スマホ修理業者の選び方7つのポイント!
目次
1.スマホ修理には正規店と非正規店があるらしい
2.正規店と非正規店の修理の違いをまず知ろう!
3.正規店と非正規店のメリットデメリット
4.失敗しない!修理店を選ぶ7つのポイント
5.選ぶなら登録修理業者がおすすめ!
前説
iPhoneやスマホの画面が割れてしまったり、故障して修理をしようと思ったものの、修理業者の選び方がわからない…と悩んではいませんか?
そんなお悩みの方に向けて今回の記事では、
・正規店と非正規店(修理業者)の違いを解説!
・スマホ修理業者で修理するメリットを紹介!
・優良スマホ修理業者を見極める7つのポイント!
をわかりやすく紹介していきたいと思います。
この記事を読めば、自分が納得できる最適な修理業者を見つけられるはずです。
1. スマホ修理には正規店と非正規店があるらしい
iPhone、スマホの修理方法には大きく分けて正規店と非正規店の2通りあります。
(1)Apple か Softbank、docomo、au などの「正規店」
(2)街のスマホ修理業者などの「非正規店」
Appleに認可されているのが
(1)正規店
そうでないのが
(2)非正規店と言えます。
それぐらい知っているという人も多いかと思いますが、正規店と非正規店それぞれ「メリットデメリット」を充分に説明できる人は少ないのではないでしょうか。今回はどのような違いがあるのか比較していきたいと思います。
ぜひiPhone、スマホ修理業者を選ぶ際の参考にしてみてください。
2.正規店と非正規店の違いをまず知ろう!
先ほど説明した(1)正規店、(2)非正規店での最大の違いは「修理部品」の違いです。
まず、正規店では純正部品のみを使用して修理を行っており、非正規店ではコピー品か再利用品での修理になります。
修理部品については純正部品以外に、純正品と同程度の品質を持つコピー品、また不要になったスマホを回収し、まだ使える部品を修理に使う再利用品があります。
修理内容自体は正規店も非正規店もほぼ変わりないそうですが、その部品の違いに始まり、修理方法や、その周辺の法律に関して、それぞれメリットデメリットがあるので比較してみましょう。
3.正規店と非正規店のメリットデメリット
◆正規店 の メリット
・純正部品での修理になる。修理したけどすぐまた壊れるというような事が無い
・「本体交換」でiPhoneを丸取り替えられるので、不具合自体が改善不可でも対応可
・「Apple Care(アップルケア)」などの保証サービスに加入していれば安い
◆正規店 の デメリット
・データが消えてしまう(大事なデータがある場合はバックアップが必要)
・修理したいのに予約が取りづらく、修理完了まで数週間かかることもある
・保証サービスに加入していないと修理料金が高い
◆非正規店 の メリット
・データはそのままで修理可能
・即日修理可能(画面割れやバッテリー交換ぐらいなら数分から数十分程度)
・予約が不要
◆非正規店 の デメリット
・修理の品質や価格はお店によって千差万別で、トラブルに見舞われる場合もある
・一度でも修理業者に依頼するとメーカー保証が一切受けられなくなる
このように修理時間やデータのバックアップの有無など、それぞれメリットデメリットがありましたが、比較してみていかがでしたでしょうか。
やはり正規店の方が安心感や信頼性はありますよね。ただiPhoneの修理となると、大半の携帯ショップでは「Appleまたは修理サービス業者(非正規店)へお願いします」という案内をされることがほとんどで対応してくれません。そこでAppleストアに持って行こうとするものの、Appleストアは全国で9店舗しかなく予約が取りにくい状況で、修理完了まで数週間かかることが多いそうです。更に修理に出す前の準備として、Apple IDの確認やバックアップが必要になります。
こうした手間や修理時間を考えると、予約なしで即日修理可能の非正規店のメリットは大きいと考えられますよね。
しかし非正規店の中には悪質な業者いますので、しっかりと正しい知識を持って選ぶことが重要になります。
これから修理業者を見極めるチェックポイントについて説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
iPhoneスマホ修理の非正規店の一例
・スマホスピタル(総務省登録済・6機種)
・ダイワンテレコム(総務省登録済・3機種)
・スマホ修理工房(総務省登録済・1機種)
大手の修理専門業者なので、聞いたことがある方もいるのではありませんか?
4.失敗しない!修理店の選び方7ポイント教えます
①技術力があるのか
一つの見極め方としてその店舗の修理メニューを見て、iPhone以外にもiPadやiPodの修理、電源ボタンやボリュームボタン等、細かい部品の修理について対応しているお店はしっかりした技術力を持っていると考えて良いと思います。
修理する前から技術力を判断するというのは非常に難しいところですが、ホームページの口コミなども参考にするといいでしょう。
②修理交換パーツの品質
始めのほうでお話ししましたが、非正規店の中には再利用品などの低品質の部品を扱う業者がいます。
質の悪い部品を使っている利益を得ようとする悪質な業者もいるので、価格が安すぎる修理業者には要注意です。
③修理実績
修理件数が多いほうが技術的な面の信頼性があります。
チェーン展開しているなど複数の店舗を持つ修理業者の方が安心感は高めです。
④実際に店舗があるか確認
出張修理や、イベントブースに出店して修理を行う業者もいて、修理後に連絡が取れなくないケースがあります。
このようなトラブルは事前に防ぐために、電話やメールで問い合わせをしてみましょう。
⑤明朗価格表示
お店によってはホームページの表記価格と実際の料金が異なる場合もあります。
格安業者の場合、作業費が別にかかることがあります。よく読めば書いてあることかもしれませんが、見落としてしまうことが多いので事前に確認して見積もりを出してもらうのもいいでしょう。
⑥修理保証
修理後の動作確認をした時に問題が無くても、数日後に不具合が出る可能性があります。
その際、対応してくれない修理業者もいるそうなので、保証期間・保証内容は確認しておく必要があります。
明朗価格表示に加えて、動作の確認や修理同意書などが無いお店はやめたほうが無難といえますね。
⑦法令遵守(登録修理業者の認定済み)
「総務省登録修理業者制度」と言って、iPhone、スマホ修理業者であれば必ず守るべき法があります。
非正規店で修理をする予定であれば、登録修理業者を選択したほうが安心です。
この制度について後ほど詳しく説明していきたいと思います。
以上が非正規店の修理店舗の正しい選び方7ポイントになりましたが、参考になりましたでしょうか。
②修理パーツの品質について見極めることは難しいと思いますが、それ以外のポイントは誰でも事前に確認することができると思います。
しっかりと事前に確認することで、自分が納得できる正しい修理業者を見極めていきましょう。
つづいて先程チェックポイント⑦でお話ししました、「総務省登録修理業者制度」とは何なのか詳しく説明していきたいと思います。
5.選ぶなら登録修理業者がおすすめ!
登録修理業者とは、iPhone、スマホ修理業者の中でも 「国がお墨付きを与えたスマホ修理業者」 と言えます。
2015年4月より、要件などを満たした修理業者が総務大臣の登録を受けることができる「登録修理業者」制度で、スマホなどの修理の箇所や方法が適正で、修理後、技術基準にきちんと適合していて問題がないことを確認、証明できることなどが条件になっています。
非正規店の中でも「登録修理業者」であれば、安心して修理の依頼ができるでしょう。
ただ登録修理業者になるには、多くのことが求められます。修理品質のみならず、管理する体制や修理記録の作成など、申請時に提出する書類も多岐にわたります。なんと電波法の試験では1機種100万円以上かかるそうです。
時間とコストがかかるため手続きをする業者は少なく、現在73か所となります。(2022年1月)
どうして「登録修理業者制度」が生まれたのか?
近年格安スマホなどの出現により、国民のスマホ保有率が更に高くなりました。そんな中、街のスマホ修理業者も増加傾向にあり、悪質な業者も混在している状況です。
知らない方が多いかと思いますが、正規店で購入したスマホであれば必ずついている「技適マーク」とはご存知でしょうか。技適マークとは、電波法が定める技術基準を満たしたスマホなどの無線機につけられるマークのことです。実は技適マークが付いていない無線機を国内で使用することを国は禁止しています。しかし登録修理業者以外の街の修理業者が修理をすることで、技適マークが外れたスマホが生み出されていってしまうのです。
そんなスマホ修理業者を整備、適性化していくことを目的として、「登録修理業者制度」が生まれました。
まとめ
大切なiPhone、スマホだからこそ、誠実で技術力のある業者に修理を依頼したいものです。
正規店でなくても同等のクオリティを受けることができる修理業者は選ぶポイントさえ理解できていれば、総合的なメリットは大きいと考えられます。保険サービスに加入していない場合や早く修理したい方は、根本的な修理ではないかぎり、品質や技術が国に保証されている「登録修理業者」の中から選んでみてはいかがでしょうか。
自分の環境や条件に合わせて、正しい知識を持って納得できる最適な修理業者を選択していきましょう。